2014年5月19日月曜日

曖昧な言葉が持つ、危険性と利便性。

「憧れ」という言葉は曖昧だ。
曖昧であるがゆえに厄介だ。

尊敬の念を持ってただ見つめるのと、
「あんな人になりたい」と具体的な目標にするのとでは、
似ているようでまるで違う。
なのに、どちらの意味の場合も「憧れる」のひと言で片付いてしまう。

意味が曖昧なまま流通している言葉を見かけると、
僕はとても不安になる。そういう言葉は、
発信する側と受け取る側の間にズレを生じさせやすい。
つまり、誤解を生む。

そのくせ、意味の曖昧さは汎用性の高さでもあったりするから、
さらに困ったものだ。

言葉は使う人間に、常に覚悟や約束を求める。
「僕は男だ」と言ったら、「僕は女ではない」と約束しているのだ。
覚悟や約束をすべて拒否すると、ひと言も発することができなくなる。

曖昧な言葉は、使い手に求める覚悟が軽い。約束が軽い。
汎用性が高いというのは、そういうこと。
つまり便利だ。だから、曖昧な言葉ほど流通する。たくさん流通する。

「憧れ」という言葉の曖昧さは、
その先にある行動の曖昧さも誘発するんだろうと思う。
ただのファンとなるのか、格上のライバルと設定するのか。
僕も若い頃は使いこなせていなかった。

だが、これを使い分けられないと、
努力の精度も上がらないのだ。
 

2014年5月18日日曜日

デザインや写真と同様に、文章もプロに頼んだほうがいい理由。

容姿は素敵なのに話してみると薄っぺらかったり、
幼稚だったりする人いるじゃないですか。男性にも女性にも。

デザインや写真はがんばってるのに、
文章だけ質が低い印刷物やWEBを見かけると、
同じ後味を感じるんですよ。

それどころか、デザインがよければよいほど、
残念な文章が際立つといってもいい。

普段付き合いのあるデザイナーさんに聞いてみても、
お客さんからもらった原稿を読んで、
「そのまま使うのはどうかな…」と悩むことが多々あるそうで。

予算が充分に確保できる案件だったら
僕らのようなプロのコピーライターに頼めばいいんだけど、
それは当然めずらしいケース。

デザイナーさん自身が作業の傍らで文章を手直ししたり、
必要な文量や内容など最低限のディレクションをして、
お客さんに書き直してもらったりするそうです。

だけど、それも結局限界があるんだろうな、と思います。
文章を書くことは誰にでもできることかもしれないけど、
印刷物やWEBには、それが果たすべき役割があります。
伝えるべきメッセージもある。表現すべき世界観もある。

それらの多角的な目的と要素を盛り込み、
破綻しない文章として構成するには、
一定以上のスキルが求められます。
「間違ってない日本語が並んでればいい」という訳じゃありません。

「予算がかけられない…」というのが頭の痛い問題だというのは、
僕も事業主なのでよくわかります。
そして、文章は誰でも書けるからという理由で、
コピー料をまっさきに削ろうという思考になるのもわからなくもない。
もちろん、デザインや写真などの視覚的要素を軽視するつもりもないです。

とはいっても、いくら予算が限られているからって、
たとえば、家を建てる時に外見だけ絢爛豪華で
内装はボロボロという形にはしないはずです。

同様に、デザインだけ予算をかけて文章は手弁当でいいっていうのも、
何ともアンバランスな話なのです。

今つくろうとしているものは、ただ目を引くだけでいいのか。
それとも、じっくり読んでもらって、伝えるべきことがあるのか。

なーんてことを、もっと分かってもらいたいなと思う今日この頃でした。

2014年5月5日月曜日

K&K リクルートサイト / 取材・ライティング


新潟県村上市で5軒の調剤薬局を運営する
「K&K」様のリクルートサイトを制作しました。

http://kk-pharmacy.com/recruit/#

担当したのは、代表および各薬局の薬局長の
インタビュー&ライティング。
「薬とともに、手渡すもの。」という
採用コンセプトも書きました。

処方せんを渡して、薬をもらうだけの関係性じゃなく
一つひとつのコミュニケーションを大切にする。
「指名される薬剤師になりたい」と、
みなさんが話されていたことが印象的でした。

■クライアント:有限会社ケイアンドケイ
■媒体:リクルートサイト
■デザイン・ディレクション:株式会社ポルトプラディア
■取材・ライティング:ザツダン

ゴールデンウィークの色

【コピーライターの生態/GW期間中のここ最近】
◯糸魚川で取材
◯ネーミング×1件
◯企画書×1件

長い人だと11連休だそうで。
その合間にも僕はちょこまかと働いております。

春は花粉症。夏は暑い。秋は物悲しい。冬は寒い。雪。
季節に気分を振り回されがちな僕にとっては、
GWはとっても貴重な過ごしやすいひととき。

仕事も、家族とのおでかけも、
何でもやってしまいたくなってしまいます。
「休み」の一色で塗ってしまうのが、
もったいないのよね、ちょっと。